新生児の頃ならまだしも、離乳食期に入るととたんに気になるおむつの臭い。
代用品を使ったり、つどゴミ袋をしばるなど対策はあるものの、やはりしっかりと防臭できる専用のおむつゴミ箱が欲しくなりますよね。
でも、いざ赤ちゃん用おむつゴミ箱・ペールを購入しようとすると
と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方のためにここでは、
について紹介していきます。
赤ちゃん用おむつゴミ箱・防臭ペールの比較方法と選び方
ここからは、赤ちゃん用おむつゴミ箱・防臭ペールの比較のポイントや選ぶときの基準などについて紹介していきます。
ニオイ漏れ・防臭効果
基本的にどの商品もニオイは空間を遮断する事で封じ込めます。
そのための仕組みは各社多様で、2重構造になっている蓋で封じ込めるものや、専用の袋をねじって一つずつ個包装するものなどがあります。
実際に複数のごみ箱を使って比較されている方は少なく、口コミも感じ方に個人差があるものとおもってみたほうが良いのですが、構造上しっかり密閉できるようになっているものは、やはりニオイ漏れが少ないと考えて良いでしょう。
出典:Amazon
容量
おむつを出せるゴミの日は週2日くらいだと思います。つまり3~4日分のオムツが一度に捨てられるのであれば、手間が少なくおむつごみをストックしておく必要もないという感じになります。
でも、オムツペールは部屋においても良いサイズに作られていますので、2日に一回程度の袋交換が必要なものがほとんど。大容量のものが欲しい場合には、しっかり容量をチェックする必要があります。
車庫などにおむつゴミを置いておける方は、あまり気にされる必要はありませんが、ストックしておく場所が無い方は、できるだけ収納力が大きいゴミ箱を選ぶというのも一つの手ですね。
出典:Amazon
ランニングコスト
非常に重要な指標です。ランニングコストが高いと感じるものは精神衛生上も良くなく、買い替えの原因となる場合もあります。
もちろん、個人差やおむつ交換の判断基準にもよりますが、新生児で1日10回のおむつ処理が目安です。赤ちゃんが大きくなるにつれ回数は減りますが、オムツもその分大きくなりますので新生児用のおむつを一か月で300枚と考えてコスト計算をすると十分参考になります。
カセットタイプのものは、オムツの処理能力の基準が記載されているので、300枚あたりの費用を一カ月分と頭に入れて検討してみましょう。
市販のごみ袋をつかえるおむつゴミ箱であれば、ドラッグストアやホームセンターなどで激安のものが購入でき、ランニングコストはあまり考える必要はありません。
カートリッジ式と市販ゴミ袋タイプの違いと特徴
カートリッジタイプのものは、当たり前ですがランニングコストが高めになります。
捨てるのにもお金がかかるので要求値があがり、口コミなどでは辛口の評価となっているように感じます。でもやはりニオイ封じ効果は市販ゴミ袋を使うタイプと比較して高いと考えて問題ありません。
わかりやすく、効果とコストのトレードオフとなっているのですが、市販のごみ袋を使うタイプにも蓋の工夫などでかなり健闘しているものがあるので、そこは価値観の差で選ぶこととなります。
私見をいうなら、本体購入後の継続支出は「高い」と感じやすくストレスにつながりやすいので、市販ゴミ袋を使えるタイプのほうが、総合的な満足度は高いと思います。
逆に費用よりもとにかく防臭効果を優先したいという方であれば、専用カートリッジ式が良いですね。コストがあまり気にならないという方にもおすすめします。
出典:Amazon
赤ちゃん用おむつゴミ箱・防臭ペールのおすすめランキング
ここからは、赤ちゃん用おむつゴミ箱・防臭ペールのおすすめアイテムについて紹介していきます。
1位:ピジョン Pigeon おむつ処理ポット ステール Suteru
市販のごみ袋を使うタイプでは、ピカイチといえるほどニオイ漏れが少ないオムツペールです。
秘密はラムネ瓶のビー玉のような構造で臭いを封入する回転ふた。平面でなく球体で臭いをシールするため密着面積が広く、通常時の臭い漏れはほとんどありません。
また、ごみ袋交換時も蓋側にゴミ袋をつけたまま、ごみ袋の口を縛れる構造になっていて、操作になれれば、こちらもほとんど臭いもれはないでしょう。
難点は、オムツがたまってきてくるとつかえてしまって、蓋が回らなくなる事です。
どれくらいオムツがたまっているかも確認しにくい構造なので、急に蓋が動かなくなって慌てる事も。
でも、とにかくランニングコストが安く、臭い漏れを回避したいというのであれば、断然おすすめNO1のごみ箱です。
出典:Amazon
[製造国] 中華人民共和国
[対象] 0ヶ月 ~
容量の目安:Sサイズ紙おむつ約25枚
市販のゴミ袋でニオイを防ぐ
素材 : フタ:ポリプロピレン 回転ドラム・ドラムホルダー・ゴミ袋ホルダー:ABS 本体(下部分)・ハンドル:ポリプロピレン シール部品:ポリエチレン
■口コミ・レビュー
ピジョンの前モデルも使用していました。前モデルと比べて大きさや形がコンパクトになったおかげで、トイレの隅のスペースにうまく収まるようになりました。前モデルは長さがあったので収まりが悪かったので、これは本当に助かります。また、溜まったおむつを捨てるときに袋の口が開かないようになったのも大変良いです。以前はフタを開ける前に深呼吸して息を止めて作業していましたが、そこまでやる必要はありません。
出典:Amazon
2位:コンビ おむつポット ポイテックアドバンス/ポイテック
コンビの特許でウインナーを作るときのように、細い筒状になった袋に一つずつオムツを封入してニオイ漏れを防ぐ構造のごみ箱です。
仕組み上最もニオイ対策されているゴミ箱ですが、専用のごみ袋カートリッジが高価であることと、構造が複雑になっている事もあり、必ずしも良い口コミばかりではありません。
ただ、これは仕組みと高いランニングコストに対する期待度が高すぎる部分があるよう。
最強の防臭効果を求める方には、間違いなくおすすめのごみ箱となります。
アドバンスと普通のポイテックとの違いは、ギュッとロックシステムが回転レバーを回したときにカチッとお知らせしてくれること。
あくまで目安ですが、1カートリッジの処理枚数は105~120枚で、一か月で2500円くらいのランニングコストがかかります。
出典:Amazon
ミントグリーン(GR)
ジェントルピンク(PI)
製品サイズ W292×D255×H443mm
重量 1.6kg
※99%抗菌カセット1個付き(赤ちゃん用おむつ約110枚前後処理できます。)
■口コミ・レビュー
カセットが高いのを加味しても良いです。今までは蓋付きバケツでしたがこれならばオムツをそのまま入れておいても臭いません。ゴミを捨てるときに少し臭いますが捨てるときしか蓋を外さないので気になりません。新生児の交換回数が多い頃こそ活躍すると思います。
うんちが多く出た時は安い消臭袋に入れてからこれに捨ててます。離乳食が始まり臭いが強くなるなら必要に応じてボスというピンクの袋も併用しようと考えています。
ただ密閉の為か蓋が開けづらいのが難点です。片手で開けるには親指で蓋を押さえながら人差し指で開けると楽に開きます。
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オールドローズ(PI)
ワインレッド(RD)
ウォームグレー(GL)
製品サイズ W291×D255×H454mm
重量 1.5kg
※99%抗菌カセット1個付き(赤ちゃん用おむつ約105~120枚分処理できます。)
これに入れておくとほとんど臭いがしません。
ゴミ袋自体に爽やかな香りがついていて、その香りがたまにします。
ゴミ袋のセットは慣れると簡単です。
ポットへオムツを捨てるのも入れてハンドルをくるくる回すだけなのでとても簡単です!
思っていたよりもすぐ満杯になってしまうのでお買い得感はあまりないです。
出典:Amazon
3位:Aprica(アップリカ) ニオイポイ(NIOI-POI)
コンビのように、専用の筒状ゴミ袋をつかう仕組みは一緒ですが、ねじってウィンナー状にする機能はありません。
では、どうやってニオイ漏れをふせいでいるかというと、強力な立体2重蓋にあります。
やはり、専用のカートリッジが必要でランニングコストが心配になりますが、臭い漏れはかなり少ないほうで、ネーミングどおりポイポイ入れていけるのが魅力です。
あくまで目安ですが、1カートリッジの処理枚数は約150枚で、一か月のランニングコストは1700円ほどです。
出典:Amazon
重さ:2,114g(カセット1個含む)
容量:14L
カラー:ペールブルー BL、ペールピンク PK、ペールミント GN、グレージュ BE
■口コミ・レビュー
リニューアル前のニオイポイを使っていますが、プライムセールでカセットつきで1500円を切ったので購入してみました。
プッシュボタンで子どもが一人でも開けられる点が気に入っています。上の子がまだ夜にオムツ使っていますが、朝自分で脱いで丸めて捨てるまで、一人でできるようになりました。
蓋を開けて中蓋を押せば多少匂うこともありますが、蓋を閉めている状態であれば全然匂いません(燃やすゴミは週二回回収)。大のオムツはコンビニ袋やBOSの袋に入れて結んでから捨てています。
確かにカセットは高いですが、上の子が小さいときに使っていた蓋付きバケツと比べるとQOLが圧倒的に高くなりましたので、必要経費として割り切れています。カセットを切らしたときに市販のゴミ袋を使ったりもしましたが、夫はカセットの方が好きだそうです。定期便などで少しでも安く買っています。
出典:Amazon
4位:T-WORLD(ティーワールド) 防臭ペール
とてもシンプルな見た目ですが、愛用者が多く評価も高い人気アイテムとなっています。
その秘密はしっかりした密閉パッキンと二重構造の蓋、そして蓋の消臭剤ポケットにあります。
市販のごみ袋を使えてランニングコストも抑えられ、仕組みがシンプルなので使うのにコツもいらず直感的に扱えるのがポイント。
難しいのが嫌いな人に特におすすめのごみ袋です。
出典:Amazon
本体・外蓋・中蓋・枠・ストッパー・脱臭蓋/ポリプロピレン、パッキン/ネオプレーン
容量/14L
収納のめやす:赤ちゃん用オムツ/約12枚、大人用オムツ/約8枚
■口コミ・レビュー
以前はくるっと回すタイプのおむつ入れを使用していましたが、捨てる時に結局臭いがするのと、回転機構のためにわずかに隙間が開いているのか通常時でも臭いが多少することから、こちらの商品を購入しました。正直あまり期待はしていなかったのですが、思った以上に素晴らしい商品です。
まず、外蓋を閉めた状態では、全くと言っていいほど臭いはしません。かなり顔を近づけても臭わないです。外蓋を開けるとやはり多少は臭いますが、中蓋が開く時間はごく短時間なのと、外蓋をすぐに閉めればほぼ気にならないレベルです。結局4000円近くした前のゴミ箱は使わなくなり、こちらの商品を常用しています。外蓋についてる消臭剤セット用のスペースは現在のところは使用していませんが、あまり問題なさそうです(そもそも厚みがなさすぎてセットできるものが非常に限られると思います)。
注意点としては、おむつ自体はBOSの消臭袋に入れて捨てているので、むき出しの状態の場合に、同じ使用感になるかはわかりません(前のゴミ箱はBOSを使用しても結構臭っていました)
出典:Amazon
5位:カトージ ヴリバ Vliba ダイパーペール
見た目がおしゃれで、カラーバリエーションも豊富。インテリアとの相性を気にされる方におすすめなオムツペールです。
二重蓋タイプの防臭ですが、フットペダルで上蓋があくのもポイントで、とてもスマートに操作可能。
専用のカセット式ですが、オムツの収納力が高く、1箱でおむつを約1,125枚処理できるそうです。
あくまで目安ですが、一か月のランニングコストは550円ほどと、さほど気にならないレベル。
本体価格がやや高いのがネックです。
出典:カトージHP
本体重量:約2.2kg
材質 :ABS樹脂
カラー:レッド、ブラック、ホワイト、グレー、ピンク、ブルー
■口コミ・レビュー
離乳食が始まりうんちのにおいが気になるため購入しました。
捨てる時はフタを開けるのでやはりにおいますが、それ以外は全くにおいません。袋をつけるのも簡単
ただ、側面の扉は閉めづらいなーと思います。
でも、デザインもスタイリッシュでインテリアにマッチします
出典:楽天市場
6位:Ubbi(ウッビ) 日本育児 おむつポット
こちらもデザイン性が秀逸なオムツペールで、カラーバリエーションも4色から選べます。
二重蓋タイプですが、市販のごみ袋にも対応しているのがうれしいところ。
ゴミ箱本体がパウダーコーティングされたスチール製で、質感の良さもさることながら、樹脂製品と比べてニオイ移りがしにくいのが魅力。
こちらも、やや高めの価格設定ですが見た目のおしゃれさも大事という方におすすめです。
出典:楽天市場
サイズ 約 幅30×奥行き21.5×高さ53.5cm
材質 ABS樹脂、ポリエチエレン(ロール)
カラー:ホワイト、ピンク、ブルー、ミント
■口コミ・レビュー
使用し始めて2ヶ月ですが、満足しています。
オムツ用のゴミ箱を買うにあたり、産前に様々比較検討してこちらの白を購入しました。
決め手は、臭い漏れがない、ランニングコストがかからない、見た目の良さです。
使ってみての感想は、本当に臭わないです。生ゴミの回収がわたしの住んでいる地域では週2回なので数日分のおむつを貯めておかなくてはならないのですが、問題ないです。
デザインが細身かつシンプルなのでどこの部屋においても色や形が主張せず馴染んでいます。
ゴミ袋はスーパーの袋でOKですし、密閉性があるので消臭機能も不要です。
中の臭いは気になるようであれば市販の消臭剤を使えば問題なし。ベランダやお庭で丸洗いもできそうです。
デメリットは、本体が細身なのでおむつでパンパンになったゴミ袋がやや取り出しづらいこと。
ただ、それでもその細さがよく、機能面でのメリットのほうが大きいので買って良かったです。
出典:Amazon
7位:アスベル 密閉プッシュペール20L 「エバン」
アスベル社は、ダストボックスなどの家庭用品を扱う大手メーカーです。
この、大きな特徴が無さそうに見えるゴミ箱は、おむつ専用となっておらず、どちらかと言えば生ごみ用として紹介されているのにかかわらず、オムツ用途で購入される方が多いという実力派ペールです。
とてもシンプルな構造で、蓋も一重なのですが、パッキンがしっかりしていて、臭いを封じ込めます。
オムツ期が終わった後も生ごみ用として使用して違和感のないゴミ箱なのもうれしいところ。
あまり、大げさなものじゃなくて価格もリーズナブルなものが欲しいという方におすすめです。
出典:Amazon
容量 20 L
材質 本体・フタ・フタ枠・レバー=PP, バネ=ステンレス鋼, ポリ袋止め=スチール(樹脂コーティング), パッキン=シリコーンゴム
商品寸法 (長さx幅x高さ) 31.5 x 23 x 23 cm
開口機構 プッシュ
■口コミ・レビュー
レビューを参考におむつ用で購入しました。
おむつ専用ゴミ箱はとっても高いので購入をまよっていたところ、レビューでこれならいけるかもと思い購入。
大正解です。開けると物凄い悪臭でも、閉めていれば全く気になりません。おむつはポリ袋に入れてきつく結んでから入れています。
高い専用ゴミ箱じゃなくてもこちらで充分です。
持ち運ぶ際、取っ掛かりがなく上の部分を持つと蓋が外れてしまうのが少し残念です。
良い買い物が出来ました。ありがとうございました。
出典:Amazon
赤ちゃん用おむつゴミ箱・防臭ペールのおすすめのまとめ
赤ちゃん用おむつゴミ箱・防臭ペールの比較方法や選び方と口コミ・レビュー、おすすめアイテムなどについて紹介してきました。
どうしても、離乳食期に入ったころからニオイが気になるオムツです。そんな時、やはり専用のごみ箱は良く考えられていて便利というのが率直な感想です。
ただ、臭いの感じ方は個人差がありますし、使い方の違いや夏冬の差などで、評価も変わってくるアイテムですので、あまり期待度を上げすぎて購入するとがっかりされる事もあるかもしれません。
オムツ一つ一つを小さなポリ袋に入れて捨てるという方もいらっしゃるようですが、子育て中は些細な手間でも惜しいものです。
手間も省けてニオイも封じられるオムツゴミ箱は想像以上に便利ですから、一度検討してみる事をおすすめいたします。
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