新生児の頃から、ちょっとした事でお鼻がくちゅくちゅする赤ちゃん。
わりと早い時期から鼻水の処理は気になってきますよね。病院で吸引してもらう事もできますが、病院に行くことで逆に風邪をひいてしまったり、長い時間待たされて疲弊したりと簡単ではありません。
そんな中、広く愛用されているのが、鼻水吸引機や鼻吸い器と呼ばれる道具です。特に電動タイプは手動タイプに比べ吸引パワーも高く、素早く安定して鼻水を吸い取ることができます。
でも、いざ電動の鼻水吸引器・鼻吸い器を購入しようとすると
と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方のためにここでは、
について紹介していきます。
電動の鼻水吸引器・鼻吸い器の比較方法と選び方
ここでは、電動の鼻水吸引機・鼻吸い器の比較のポイントや選ぶときの基準などについて紹介していきます。
吸引力
電動タイプを選ばれる方が最も気になるのはこの「吸引力」でしょう。吸いが弱いと全くつかいものにならず、すぐに不用品になってしまいます。
据え置き型では-80kpa以上、ポータブル・ハンディータイプでは60kpa以上の吸引力を目安に選択しましょう。
また、吸引力が調整できる機種もありますので、特に赤ちゃんが小さい頃は、弱めて使える調整タイプが重宝します。
出典:Amazon
大きさ・収納性
意外と重要なのがサイズ感です。大きいだけで使うのがおっくうになってしまいますし、ポータブル・ハンディータイプでは、収納サイズもとても大事。
据え置き型でも置き場所をとってしまいますので、小さいに越したことはありません。
また、ホースやノズルを本体にまとめられるものなど、使い勝手に配慮された鼻吸い器もあります。
出典:Amazon
手入れの簡単さ
多くの製品は、ノズルやパイプ・ホースなどを水で丸洗いできるようになっています。しかし、煮沸消毒やレンチン消毒などができる部品は案外少なく、パーツ点数が多いものでは洗うだけでも大変。
メンテナンス面の手間は購入前にチェックすべき項目です。
出典:Amazon
音
電動タイプ特有のデメリットに「音」があります。掃除機ほどとは言いませんが、音が大きいものだと集合住宅や夜間の使用に気を使ってしまうものも。
なかなか数値で比較検討しにくい項目ではありますが、静音に配慮された鼻吸い器を選んだ方が無難です。
電動と手動・据え置き型とポータブルハンディータイプの違い
電動は吸引パワーが強く、安定した鼻吸いが可能です。手動タイプは口で吸うものやスポイトタイプのものがありますが、どちらも吸引力で電動に劣ります。しかし、電動タイプはそれなりに音が大きく、赤ちゃんが怯えてしまったりイヤがる事もあり、まどろんでいる最中などにちょっと鼻を吸いたいというような使い方が苦手です。
手動タイプのメリットは、当然ですが電源が必要なくフットワーク良く使えることと、音がしないので時間帯や周りの環境に気を遣わず使える事、赤ちゃんが音で嫌がらないなどがメリットです。
また、大人が自分の口や手で加減しやすいのもポイントですね。
手動式の口で吸うタイプは、大人に風などがうつりやすいというデメリットもあります。
電動 | 据え置き | パワー大 |
ハンディー | パワー中 | |
手動 | 口吸い | パワー中 |
スポイト | パワー弱 |
また、電動タイプでも据え置き型とポータブル・ハンディータイプで使い勝手が変わります。
据え置き型は基本的にコンセントが必要で、使う場所もある程度限られますがパワーが安定して強く、性能面でピカイチです。
ポータブル・ハンディータイプは、ほとんどが乾電池で使えて、どこでも使用できるのが魅力ですが、据え置きタイプに比べて吸引力は劣ります。
据え置き型は-80kpaくらいが標準で、ポータブル・ハンディータイプは-60kpaくらいの製品が多いです。
電動の鼻水吸引器・鼻吸い器のおすすめランキング
ここからは、電動の鼻水吸引器・鼻吸い器のおすすめアイテムについて「据え置き型」と「ポータブル・ハンディータイプ」に分けて紹介していきます。
据え置き型
据え置き型はパワフルで使い勝手は最高です。能力も安定していて、性能面では他を寄せつけません。
しかし、100V電源が必要で出先で使うのには向いていません。家庭内でも、定位置で使うのが基本となるので、寝てる間に吸い取るような場合には機動力不足になりがちなので注意が必要です。
1位:ピジョン 電動鼻吸い器
ピジョンの鼻吸い器は、吸引力がコントロールでき、鼻水も手元のカプセルのような鼻水キャッチャーにたまる仕組みで、本体やホース内が汚れず洗い物点数が少なくてすむのがポイント。
お味噌のパックくらいの大きさで、コンパクトなのも魅力ですね。
迷ったらコレをおすすめします。
出典:楽天市場
サイズ:幅122mm*奥行133mm*高さ139mm
対象月齢:0ヶ月~
セット内容・付属品
●電動部●フィット鼻ノズル(S・M・各1個)
●鼻水キャッチャー●洗浄ブラシ●シリコンチューブ
●専用ACアダプター●収納バッグ●取扱説明書●添付文書
商品の重量 1.24 kg
■口コミ・レビュー
電動鼻吸い器は何種類かありますが、
Amazonのレビューや実物を比較してこれに決めました。
病院にある業務用程ではありませんが、子供と大人のしつこい粘着質な鼻水も余裕で吸えます(常に最大で使っています)。
何と言っても、使った後の片付けが先端部分を水洗いするだけで楽なのがポイント高いです。
コンパクトなのでコンセントにさしたまま、部屋に設置しています。口で吸うタイプをずっと使っていましたが、
もっと早く買えば良かったです。
出典:Amazon
2位:コンビ 電動鼻吸い器 S-80
コンビの鼻吸い器も吸引力の調整が可能です。本体タンク式なので、大量の鼻水や連続使用にも耐えられるのが魅力ですが、お手入れの手間はその分かかります。
ホースの収納が考えられていたり、ノズルが2種類付属していたりと、使う人の事を真剣に考えてつくられてるコンビらしいアイテムです。
タンク式が良いという方はこちらがおすすめです。
出典:Amazon
●本体・1個 ●吸引ボトル一式・1個 ●専用ACアダプタ・1個 ●吸引ホース・1本
●ホースホルダー・1個 ●吸引コネクター・1個 ●吸引ノズル・しっかりノズル・そっとノズル各1個
●取扱説明書・1部 ●添付文書・1部
[商品サイズ] W230×D100×H130mm
■口コミ・レビュー
ハンディタイプのベビースマイルも持っています。吸引力を表す数字で見るとあまり変わらないようですが、全然違います、体感としては5倍くらい。ベビースマイルはどうしても出先で使いたいときのみ出番です。
ただ、使い方の問題かもしれませんが付属のノズルではあまり吸えず、ボンジュールノズルを付けています。
ボンジュール付けると吸引力さらに5倍。
付属のノズルが透明ではなく白なので吸えているかどうかも分かりにくい。
中耳炎を頻発していた0才の子がこれを買ってから耳鼻科に行かなくてよくなりました。
仕事早退して週2で受診していたことを考えると費用対効果の高い買い物でした。
風邪ひいても悪化しにくいし!!
出典:Amazon
3位:ELENOA(エレノア) 電動鼻水吸引器
医療機器のようなメーターが特徴の鼻吸い器です。痰もとれるという事ですが、赤ちゃんにはあまり使う機会はないでしょう。
性能的には抜群でトップクラス、まったく問題ありません。見た目がちょっと医療機器っぽすぎるので好みが分かれるところです。
出典:楽天市場
原産国:日本
材質:吸引チップ材質:シリコーン、PC(ポリカーボネート)
セット内容
・付属品 専用ACアダプタ・吸引ホース・吸引ボトルセット
・吸引チップ(大)(小)×各1個・吸引チップ用コネクター×1個・キャリングバッグ
■口コミ・レビュー
4か月の娘が風邪を引き、鼻詰まりが長引いたためレビューを見て購入しました。
今まで午前午後と耳鼻科で吸引してもらっていましたが、どうしても夜中に詰まってしまい、眠りも浅くなり、母乳も飲まなくなってしまう日が続いていました。
吸引力は耳鼻科ほどではありませんが、粘度とのある鼻水もちゃんと引けてきます。
スポイトタイプ、口で吸うタイプなども使っていましたが、比べ物になりません。もっと早く購入していればよかったと思います。娘も呼吸が楽になったようで、私も心配事が一つ減りました。
出典:Amazon
4位:ナビス 電動 鼻水吸引器 鼻吸い器
見た目のかわいい鼻吸い器です。最大の特徴はバッテリーケースを装着する事で、乾電池運用が可能な点です。
これにより、非常に機動力が高まります。出先に持ち出すようなシチュエーションじゃなくても、サッと枕元に持っていったり、お風呂脇でつかったりと出番が広がるのがうれしいところ。
吸引力調整や丸洗い構造など、必要とされる性能もバッチリ備えています。
出典:Amazon
●排気流量:15L/min ●最大吸引力:-80kPa ●吸引瓶容量:150mL
●吸引瓶材質:ポリカーボネート製
●電源:AC100V 50/60Hz ●本体重量:約1100g
●連続使用時間:15分 ●ポンプ方式:ダイヤフラムポンプ
●付属品:吸引ホース・ノズル×2種類・ACアダプター
■口コミ・レビュー
レビューが少なかったのですが、吸引圧のコントロールが出来るので購入しました。配達は迅速で注文の翌日には到着しました。当方医療に従事しており今まで数々の吸引器を使用した事があります。吸引力は医療用には劣りますが子どもの鼻水は十分に取れます。吸引部分のシリコンが写真より硬めだと思います。カップの洗浄はしやすく、吸引時の音も吸引器にしては大きすぎる事は無いと思います。耐久性については今後使用してみないと分かりませんが、1万円以内でこの機能性であれば損はないと思います。ポータブルという観点から言うと取手が無い事が残念です。
出典:Amazon
5位:Baby Smile 電動鼻水吸引器 メルシーポット S-503
アカチャンホンポなどでも人気の電動鼻吸い器の定番アイテムです。
吸引力が抜群なのにとてもコンパクトで、見た目もかわいいのがポイント。
部品は簡単に取り外せ丸洗い可能ですが、タンクに鼻水がたまる仕組みなのでそれなりに洗うパーツはあります。吸引力のコントロールができないのが難ですね。
出典:楽天市場
本体サイズ:幅約235mm×奥行き約90mm×高さ約160mm(突起部含まず)
重量:800g
最大吸引圧力:-83kPa±10%(最高吸引圧)
排気流量:12L/min±20%
電源(専用ACアダプター)
・入力:交流100-240V(50-60Hz)/0.44-0.22A
・出力:直流12V/1.5A
付属品:吸引器本体、専用ACアダプター、吸引チューブ、チューブストッパー(ベビちゃんクリップ)、ノズルコネクター、シリコンノズル2個、取扱説明書、添付文書
対象年齢:0ヵ月から使用可
■口コミ・レビュー
迷っている方は絶対買うべき!5歳3歳0歳の三人の子持ちです。
こちらを購入するまでは、口で吸うタイプの物を使用していましたが、親にもうつるしあまり取れないし…と思い切って購入!結果、もっと早く買えばよかった…と心の底から思いました(笑)
11月に入ってから毎日使用しています!
5歳、3歳は鼻が詰まるor垂れると自らブーンとやります。
3歳、0歳は主に私がやりますが、仰向けに寝かせて足で子どもの腕を固定し使用しています。
気持ちがいいくらい鼻水がとれるので何度かやり過ぎて鼻血が出てしまいました…
購入前は鼻水が出たなと思うと発熱したり、夜咳こんだりしていたのですが、これで鼻を吸うとなくなりました!迷っている方は買った方がいいです!
出典:Amazon
ポータブル・ハンディータイプ
ポータブル・ハンディータイプは、出先で使うような極端なシチュエーションじゃなくても、枕元やお風呂サイド、リビングなど使いたいときに使いたいところでサッと取り出して鼻水ケアができるのが魅力。
反面、据え置きタイプに比べ吸引力が劣っていたり、吸引力調整ができなかったりと多くのアイテムが機能面で劣ります。フットワークを重視する方におすすめですね。
1位:コンビ 電動鼻吸い器 C-62
据え置きタイプを小型にして持ち運びしやすくしたような鼻吸い器です。
鼻水がたまるカップが下側についていて、多めの鼻水でも安心。サイズ感はそれなりなので、ポーチに入れるのは難しいかもしれません。
静音設計なのも魅力ですね。迷ったらコレです。
出典:Amazon
●電動鼻吸い器:1個 ●取扱説明書:1部(品質保証書付き)
●しっかりノズル:1個 ●医療機器添付文書:1部 そっとノズル:1部(開封時装着)
[商品サイズ] 154×42×70mm
■口コミ・レビュー
吸引力はまずまずですが、取るのを嫌がらないのと赤ちゃんの小さな鼻にはちょうどよく、サラサラの鼻水は問題なく吸えます。また音が小さいので静かな室内でもあまりきにならないです。洗いやすさについては、放置しなければすぐ流れますが、乾かしか甘いとマグの飲み口と一緒で黒くなるのでマグ用や哺乳瓶用のスポンジで洗うことをおすすめします。
吸入口が2通りあるのでくしゃみで大量に出た場合も大丈夫でした。
出典:Amazon
2位:ベビースマイル S-303
見た目がかわいく、持って歩くのが楽しくなるようなデザインです。
本体ごと先端部分を丸洗いできるので、出先でも使用が苦になりません。音を小さく改良されていて、時間や周囲の環境が気になる方にもおすすめです。
ボンジュールノズルを使用したほうが使い勝手が良くなりますので、あわせて購入したほうが良いでしょう。
出典:Amazon
重さ 196g(電池別)
乾電池式
■口コミ・レビュー
1歳5ヶ月までは「ママ鼻水トッテ」を使ってましたがこれは気を付けていても90%の確率で風邪がうつります(笑)
鼻水を吸うのが私が苦痛で苦痛であまり取らないでいると、病院の先生から「こまめに吸わないと中耳炎になるよ!吸ってあげることで、風邪の治りも早くなるし〇〇ちゃんも楽になるから頑張ろう!」と激励され、その時電動式を勧められたのをきっかけで購入しました。電動式…使ってみると、とてつもなく楽!楽!楽!楽すぎました!毎回鼻水吸うときの苦労は何だったんだと思うくらいです。機嫌が悪い時は電動式でも泣きますが、時間が短いので子供の苦痛も減ると思います。ただ私は短いノズルでは難しかった。旦那いわくノズルを鼻の穴の下の方に入れて、吸ってあげるときれいに吸える言ってます。しかし私は短いノズルでは難しかったので、追加でロングノズルを買い足しました。短いノズルより使いやすかったです。
出典:Amazon
3位:Aidee(エイディー) バリキューBalliQ
ベビーケア用品を展開スルエイディーの丸くてとてもかわいらしい鼻水吸引機です。
2段階ですが、吸引力の調整もできて機能面でもバッチリ。ノズルなどの本体以外パーツは煮沸消毒も可能とメリットが大きいアイテムです。
とてもかわいらしい形状なのですが、スティックタイプに比べると携帯には苦労しそうです。
出典:Amazon
内容物:本体、シリコンノズル(ナローチップ) 1個、Oリング 1個、キャップ 1個、取扱説明書、添付文書、クイックマニュアル、単三形アルカリ乾電池 2本
製品仕様・使用電池:単三形アルカリ乾電池(2本)・吸引圧:-60.0kPa±10%・ポンプ排気流量:2.5L/分以上・外形寸法:縦:103mm、幅:78mm、高さ:107mm(※キャップ装着時) ・重量:170g(電池含まず)
■口コミ・レビュー
退院2日目で早速使いました。出産前に用意するのをおススメします。
形が使いやすい。全く嫌がらない。
そして見えない所の鼻水が引っ張りだされます。
ただ透明じゃない鼻水には若干吸引力が物足りないと感じる時もありますが、安全性を考えてこれくらいなのかしら。
長いと自動で電源が切れるのもすごい。
口で吸うタイプは嫌だし、手動は全然取れないと聞いていたので電動を買ってよかったです。
出典:Amazon
4位:ちゃいなび アンジュスマイル ハナクリア
神奈川県のベビー用品「ちゃいなび」が展開するブランド「 AngeSmile」の鼻吸い器です。
デザインも良く、携帯にももってこい。スペック上の吸引力が他社製品より低めですが、形状のためか口コミでは良く吸えるとの声が多いですね。コスパが高くお手頃なのも魅力です。
出典:Amazon
[セット内容・付属品] ・シリコーンチップ(大、小) ・シリコーンチップカバー・吸引カップ・取扱説明書 ・シリコーンリング×2個(予備) ・単3形アルカリ乾電池×2本(お試し用)・収納ポーチ
■口コミ・レビュー
普通に使えてます。
家の子供たちは鼻水から中耳炎になることが多いので、とりあえず手動の鼻吸いを使っていたのですが、吸い込みが続かなかったり、風邪菌を体内に入れることになりそうで若干の抵抗がありました。
電動に変えると鼻水のとれる量がかなり多くなるし、手軽に使えて助かります。
ただ子供は違和感があるのがかなり嫌がります。
出典:Amazon
5位:エジソン(EDISON) ポータブル電動鼻吸い器 KJH11134
株式会社ケイジェイシーが展開する、体温計などでも好評のブランドエジソンママの鼻吸い器です。
おしゃれでスタイリッシュなデザインは、外出先で使うのにもバッチリ。充電式なので乾電池を購入しなくて良いのもポイントですね。
でも、残念ながら、吸引が弱いとの口コミが多勢です。
出典:Amazon
●最大吸引圧:-62kPa
●吸引ポンプの排気流量:1.7L-2.1L/分
●USB充電式
●吸引ノズルは2種類(細長ノズル、ぴったりノズル)
●防塵防滴保護等級:IP22
電動の鼻水吸引器・鼻吸い器のおすすめのまとめ
電動の鼻水吸引器・鼻吸い器の比較方法や選び方と口コミ・レビュー、おすすめアイテムなどについて紹介してきました。
赤ちゃんの鼻トラブルはとても苦しそうで、見ていてすぐに解決してあげたいと思いますよね。
使いやすい鼻水吸引機・鼻吸い器を備えて、風邪や中耳炎などの感染症にも気を付けてあげたいところですね。